モンゴルと実学

今日は、正午から奨学金ホストクラブの例会にお邪魔→留学生課に問い合わせに行く→ディケンズの授業→ベンヤミンの授業(終了22時半)と、盛りだくさんの一日でした。

 

例会では、昨年モンゴルからオルバニーに派遣されてきた、僕の一年先輩にあたるBatukaがプレゼンをしていました(僕は今回はスピーチはお休みでした)。彼は都市計画が専門とは聞いていたけどどんなことやってるんだろうと思ったら、医療施設が整っていないモンゴルの農村地帯に、病院を立てたり医療器具を充実させようというプロジェクトを進めているとのことでした。もともとモンゴルで同様のプロジェクトに携わっていて、それが現在アメリカに修士の学位を取りに二年間勉強にきているようでした。彼のプレゼンで知ったけど、相撲の白鵬は賞金を寄付して医療機関設立に充てたりしてるんですね。いかにも「実学」という感じで、スポンサーもきっとこういう話は好きだろうなあと思いました。

 

こっちに来てからというもの、僕も「なんで今アメリカで文学研究やってるのか」という問いはいつも頭の片隅にあるけど、今日は違った角度から光を当ててもらったような気がしました。

それではマルティーノ御大でおやすみなさい。


Pat Martino - Both Sides Now