ジョギングとヴィクトリア朝建築

今日はこの間アマゾンのセールで買ったランニングシューズを履いて、近隣を初のジョギングで回ってきました。運動不足が甚だしく、ちょっと走っただけですぐ脇腹が痛くなったので、その後はのんびりと散歩に変更しました。ジョギングじゃないじゃん。すでにこちらは秋の気候なので、街路樹の葉が黄色く色づき始めていて、暑くも寒くもない風の中とても気持ちのいい一時間でした。

 

まだ行ったことのなかった、2ブロック南にあるマディソンアベニューというところに足を伸ばしてみたところ、なんだかいやに瀟洒というのか、小さな城といってもいいようなシャレオツな洋館がたくさん並んでいました。どの建物にも、"College of St. Rose"と書いてあったので調べたところ、そのマディソンアベニューの南北はCollege of St. Roseの敷地になっていて、なんとその通り沿いにあるおしゃれ建物群はみな大学のオフィスないし学生の寮になっているとのことでした。 建築のことは(も)よくわかりませんが、ヴィクトリア朝様式というやつらしいです。ディケンズが生きていたロンドンにはこういう建物が沢山あったのでしょうか。ただし、私大とはいえ非営利組織だと明言しているはずのセントローズ大学がたくさんそうしたいい物件を占めてしまい、税金も免除になっているために、近隣準民との間には衝突もあるのだそうな。お坊ちゃんお嬢ちゃん大学だとしたら、確かに地元の人はあんまりいい印象はもてないでしょうね。でもあまりにきれいな建物だったので、一週間くらいでいいから中に住んでみたい気はしました。

 

同時にもう一つ思うのは、アメリカは1ブロックや2ブロック移動しただけで本当にガラッと雰囲気が変わるということですね。結局今回の留学にあたって、家探しは現地に着いてから物件を見て決めることにしたわけですが、それは正解だったと思います。いくらインターネットが発達したとはいっても、その周辺の治安状況や雰囲気まではわからないのだから。

 


くるり - ハイウェイ

日本はまだ暑いのでしょうか。これから夏休みの方はぜひ旅に行きましょう。僕はこれを聴くと旅に出たくなります。「手を放してみようぜ」のところがとても好き。